日本の最終エネルギー消費の5%を占めるLPガスは日本全国総世帯数の約52%にあたるおよそ2,700万世帯の家庭で使用されているほか、工業を中心とした産業、タクシーをはじめとするLPガス自動車、化学原料や電力など、幅広い分野で使用されています。
LPガスを燃料とする車(LPG車)は燃料費の安さなどから、タクシーを中心に普及してきました。
地球環境問題がクローズアップされ、地球温暖化の主要因といわれるCO2の排出量を削減することが急務となっている現在、LPG車を普及させることは、地球環境にとって有効な手段といえます。
【環境性能】
ガソリン車に比べて約13%もCO2の発生量が少なく、低NOx(窒素酸化物)で黒煙もPM(粒子状物質)もほとんど発生しません。
【運転性能】
ディーゼル自動車と比べ低振動、低騒音、低臭気で、住宅地での走行にも適しています。
【利便性】
LPガススタンド数は全国に約1,900ヶ所あります。また、車種も軽自動車から特殊車両までそろっています。
【経済性】
燃料がクリーンなためオイル交換のサイクルが長く、整備費用が軽減されます。また、燃料費が安く経済性に優れています。
LPG車に関するさらに詳しい内容は「LPガス自動車普及促進協議会」のホームページにてご確認ください。